行ってきました安房国

安房国って「あわのくに」。昔、千葉県の南部にあった国。それは曲亭馬琴著『南総里見八犬伝』の主要な舞台になった場所!
「ネオ里見八犬伝」を冠する『サトミちゃんちの8男子』シリーズが始まってから、はや一年半が経とうとしています。 ここで本家のほうのつばさ文庫版を、書かせていただくことができました。
しかし曲亭馬琴先生は、千葉に足を踏み入れることなく、あの大作を書き上げられたそうですね。というわけで、私も最初は資料と、東京都内にある舞台の取材だけで書いていました。
でも、調べていれば、行きたくなるではないですか。だって千葉はここ東京のおとなりだもの。今なら高速バスでピューだもの。
行ってきました。
そこには、安房の長い歴史と、ひとりの文学者・馬琴の作り上げた想像上の世界が、層を織りなすふしぎな世界が。(つづく! のか?)