平行世界

長年の付き合いだった先輩が亡くなったと知る。悲しい。同時に、〆切に遅れつつ楽しい短編小説を書いた。
いつも程度には楽しく書けたと思う。もしかしたら、いつもよりも楽しかったかもしれない。
そのかわり、初稿を終えた今、上ってきた山が突然、崖になって終わったような気持ちに。
人の死と、やるべき仕事とは、いつも交わらない。2つの平行する現実世界。